西部支部道場日記プラス

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2022年 西部名人戦⑬ 第二局

⑫図以下

▲7四歩 △6六歩 ▲同 金 △3九角 ▲2五飛 △6五桂
▲同 銀 △2四歩 ▲2六飛 △6五銀 ▲同 金 △5七角成
▲7六銀 △6八歩 ▲6三歩 △6九歩成 ▲6二歩成 △7九銀

△5七角成とし後手桂損ながら攻め形を作り、勝ちやすい形となったと思いきや
本池氏残りの持ち時間15分程度のほぼすべてを投入し▲7六銀の受けを捻り出す。
そしてこの手がAIも推奨する最善手で形勢は互角。受けの妙手を急所で探してくるところは流石である。勢いで攻めかかったものの決め手が見つからず、▲7六銀を見て私も少考を繰り返す。この辺りで30秒将棋に入った本池氏に対し、私はまだ20分以上の持ち時間があったため落ち着いて考えることが出来た。