西部支部道場日記プラス

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2022年 西部名人戦④ 第一局

▲5六歩 △6四銀 ▲6六歩 △4二銀 ▲6七銀 △4四歩
▲5八金 △4三銀 ▲6九玉 △5二金 ▲5七銀 △7四歩
▲3六歩 △3一角 ▲5九角 △3四歩 ▲4六歩 △7五歩

後手は攻めのタイミングを見計らっている。
最近の本池氏は攻めの意識が強くすぐに仕掛けてくる。
本局についても38手目で仕掛けてきたが
対局中はもっと早く仕掛けてくる順を読んでいたので少し意外だった。
とはいえ本池氏の全盛期である高校時代は受けが強いタイプで
受け潰しや反撃が絶妙な棋風であった。
このあとの進行も崩れない指し方を選んできたため、どこか懐かしさを感じていた。
▲5九角は▲2六角や▲3七角を用意している。すぐに△7五歩と仕掛けてくるのは
▲3七角でそうそう潰れない。△3四歩には感心した。
△3三桂があるため▲3七角と指しづらい。形勢判断含め難しい中盤であった。