西部支部道場日記プラス

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2022年 西部名人戦⑫ 第二局

⑪図以下
▲5六銀 △6三銀 ▲4五銀 △3三銀 ▲7七銀 △4四歩
▲5六銀 △5四銀 ▲7九玉 △8一飛 ▲6七金右 △3一玉
▲8八玉 △9四歩 ▲8六銀 △2二玉 ▲7五歩 △6五歩

▲4五銀としたならば▲5六角と出来なければおかしいが
△6五歩の反撃があり、その展開は後手が互角以上の読みであった。
本池氏は銀を追い返されても4五地点の争点を生み出したので
良いと考えていたようだが、銀の動きで手損している。
その間に私は右桂を攻撃地点に添え飛車を引き、攻撃態勢を整えた。
先手は4五地点からの攻撃は断念し、玉を金銀で囲い防御線を築いたが
後手の私は角と歩を手持ちにし、いつでも攻撃を開始できる状態。
先手からの仕掛けもないので欲張って玉を2二まで囲う。守りも万全。
先手は▲7五歩と仕掛けたが△6五歩が気持ちの良い反撃。
後手は攻めの順だけを考えれば良い。