西部支部道場日記プラス

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名人戦大盤解説会

]本日、17時より米子市淀江文化センター(さなめホール)2F会議室において
九州武雄温泉で行われている第72期名人戦第3局の大盤解説会を行います。
入場料無料です。

解説は野田敬三六段、聞き手は西部支部副幹事長の遠藤良和がつとめます。

昨日は先手「森内名人」の▲7六歩で始まり、後手「羽生挑戦者」が18手目△5三銀と上がり急戦矢倉の戦いとなりました。一昨年の第70期名人戦第三局でも同一局面が指されていて、その時は羽生挑戦者の攻めを森内名人が鉄板流の受けでしのぎ切り完勝しています。
本局では羽生挑戦者が仕掛けを見送り、森内名人が▲5八香と自陣に香車を打ったのに対し48手目△8四角と打ち前例を離れた戦いとなりました。58手目羽生挑戦者が△7四銀と引いた手に対し森内名人が25分の考慮で封じ手の意思表示を行い初日が終了しています。

本日、名人戦2日目は激しい戦いが予想されます。プロ棋士による生の解説をお楽しみください。


大盤解説会は盛況のうち無事終了いたしました。

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米子市淀江文化センター(さなめホール)正面入り口
大変立派な建物でした。

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解説会開始時には観客が少なく心配しましたが、時間とともに来場者も増え大盛況でした。

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野田六段の軽妙なスピーチと森内名人と羽生挑戦者との大熱戦に観客は大いに魅了されました。